情報処理技術者試験合格日記
[宿題:システム監査向け] 暗号方式に関する記述のうち,適切なものはどれか。 ア 共通かぎ暗号方式では,送信側と受信側で異なったかぎを用いるので,か ぎの機密性が高い。 イ 共通かぎ暗号方式では,通信相手ごとに異なったかぎを用いると,通信相 手が多くなるに従って,かぎの管理が困難になる。 ウ 公開かぎ暗号方式で通信文を暗号化するときには,復号かぎを公開するこ とによって,かぎの管理を容易にする。 エ 公開かぎ暗号方式では,署名に用いるかぎは公開しても構わない。
答え:イ
考えたこと:
ア:×同一(共通)のかぎを使う。
イ:○
ウ:×復号かぎは、秘密かぎにする。
エ:×
[宿題:基本・高度共通・J2級向け] けた落ちの説明として,適切なものはどれか。 ア 値がほぼ等しい浮動小数点同士の減算において,有効けた数が大幅に減っ てしまうことがある。 イ 演算結果が,扱える数値の最大値を超えることによって生じる誤差である。 ウ 数表現のけた数に限度があるとき,最小のけたより小さい部分について四 捨五入,切上げ又は切捨てを行うことによって生じる誤差である。 エ 浮動小数点の加算において,一方の数値の下位のけたが欠落することであ る。
答え:ア
考えたこと:
ア:○
イ:×あふれ誤差
ウ:×丸め誤差
エ:×情報落ち
[宿題:テクニカル(データベース)向け] 表の関係を表す E-R 図として,適切なものはどれか。ここで,1 * は  ̄ ̄ 1 対多,1 1 は 1 対 1 のカーディナリティを表し,表定義中の実線の下線  ̄ ̄ ̄ は主キーを,破線の下線は外部キーを表す。 診療科 ┌──────┬──────┐ │診療科コード│診療科名称 │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│ │ └──────┴──────┘ 医師 ┌──────┬──────┬──────┐ │ 医師番号 │ 医師名 │診療科コード│ │  ̄ ̄ ̄ ̄ │ │−−−−−−│ └──────┴──────┴──────┘ 患者 ┌──────┬──────┐ │ 患者番号 │ 患者名 │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ │ │ └──────┴──────┘ 診察 ┌──────┬──────┐ │ 医師番号 │ 患者番号 │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ │  ̄ ̄ ̄ ̄ │ │ −−−− │ −−−− │ └──────┴──────┘ ア ┌─────┐* 1┌────┐* *┌────┐ │ 診療科 ├───┤ 医師 ├───┤ 患者 │ └─────┘ └────┘ └────┘ イ ┌─────┐* 1┌────┐1 1┌────┐ │ 診療科 ├───┤ 医師 ├───┤ 患者 │ └─────┘ └────┘ └────┘ ウ ┌─────┐1 *┌────┐* *┌────┐ │ 診療科 ├───┤ 医師 ├───┤ 患者 │ └─────┘ └────┘ └────┘ エ ┌─────┐1 *┌────┐1 1┌────┐ │ 診療科 ├───┤ 医師 ├───┤ 患者 │ └─────┘ └────┘ └────┘ 注意:桁がずれて表示されているときは以下のサイトを参考にして下さい。 KAZ池田氏提供 http://www.mag2.com/faq/mua.htm
答え:ウ
考えたこと:
ア:×ひとりの医師はひとつの診療コードを持つに反する
イ:×同上
ウ:○
エ:×医師と患者が1対1だと診察の表の主キーは
医師番号、患者番号のどちらか一方でよい。
[宿題:テクニカル(ネットワーク)向け] ソフトウェア要求モデルに関する記述のうち,ペトリネットモデルの説明とし て適切なものはどれか。 ア 外界の事象をデータ構造として表現する,いわゆるデータモデリングのア プローチを取る。その表現は,エンティティ,関連及び属性で構成される。 イ システムの機能を入力データから出力データへの変換とみなすとともに, 機能を段階的詳細化に基き階層的に分割していく。 ウ 対象となる問題領域に対して,プロセスではなくオブジェクトを用いて解 決を図るというアプローチをとる。 エ 平行して進行する事象間の同期を表すことができ,その構造は 2 種類の節 点をもつ有向 2 部グラフで表される。
答え:エ
考えたこと:
ア:×E-R図
イ:×構造化プログラミング?
ウ:×オブジェクト指向?
エ:○消去法でこれが正解になる