情報処理技術者試験合格日記

[宿題:システム監査向け]

 情報システムの全体計画立案のために E-R モデルを採用して全社のデータモ
デルを作成する場合,手順として最も適切なものはどれか。

 ア 管理層の業務から機能を抽出し,機能をエンティティとする。次に,機能
  の相互関係に基づいてリレーションを定義する。さらに,全社の帳票類を調
  査整理し,正規化された項目に基づいて属性を定義し,全社のデータモデル
  とする。

 イ 企業の全体像を把握するため,基本的なエンティティだけを抽出し,それ
  らの相互間のリレーションを含めて,鳥瞰(かん)図を作成する。次に,エン
  ティティを詳細化し,すべてのリレーションを明確にしたものを全社のデー
  タモデルとする。

 ウ 業務層の現状システムを分析し,エンティティとリレーションを抽出す
  る。それぞれについて適切な属性を定め,これらを基に E-R 図を作成し,
  それを抽象化して,全社のデータモデルを作成する。

 エ 全社のデータとその処理過程を分析し,重要な処理を行っている業務を基
  本エンティティとする。次に,基本エンティティ相互のデータの流れをリレ
  ーションとしてとらえ,適切な識別名を与える。さらに,基本エンティティ
  と関係あるデータを属性とし,全社のデータモデルを作成する。

答え:イ
考えたこと:

[宿題:基本・高度共通・J2級向け]

 ハッシュ法の説明として,適切なものはどれか。

 ア 関数を用いてレコードのキー値からレコードの格納アドレスを求めること
  によってアクセスする方法。

 イ それぞれのレコードに格納されている次のレコードの格納アドレスを用い
  ることによってアクセスする方法。

 ウ レコードのキー値とレコードの格納アドレスの対応表を使ってアクセスす
  る方法。

 エ レコードのキー値をレコードの格納アドレスとして直接アクセスする方法。

答え:ア
考えたこと:

[宿題:テクニカル(データベース)向け]

 ハッシュインデックスの特徴に関する記述として,適切なものはどれか。

 ア B 木インデックスと比較して,不等号の条件検索が困難である。

 イ B 木インデックスと比較して,ワイルドカード式の検索が容易である。

 ウ インデックスノードが木構造になっており,複数のノードを経由してレコ
  ードへアクセスする。

 エ レコードの追加や削除が多くなっても,インデックスの再構成の必要がな
  い。

答え:ア
考えたこと:


[宿題:テクニカル(ネットワーク)向け]

 平均ビット誤り率が 1×10^-5 (10の-5乗) の回線を用いて,200,000 バイト
のデータを 100 バイトずつの電文に分けて送信する。送信電文のうち,誤りが
発生する電文は,平均して幾つか。

 ア 1

 イ 2

 ウ 16

 エ 200

答え:ウ
考えたこと: